
中学に入学して中間テストと期末テストを終え、返ってきた答案を見て
「小学校ではできていたのに、中学校に入って急に数学が難しくなった…」
「最初の定期テストで平均点以下になってしまった…」
「このまま高校受験まで成績が下がってしまわないか心配…」
このような不安を感じている保護者の方も多いのではないでしょうか。
実は、中学1年生の数学で平均点以下になること自体は珍しいことではありません。
しかし、そのまま放置してしまうと、中学2年生・中学3年生になったときに取り返すことが難しくなる教科でもあります。
特に夏休みは、1学期の内容を立て直せる絶好のチャンスです。逆に言えば、この夏休みを何となく過ごしてしまうと、2学期以降にさらに苦手意識が強くなってしまう可能性があります。
この記事では、
- 中1の数学が平均点以下になる原因
- このまま放置すると起こりやすいこと
- 保護者の方が今すぐできる対策
- 夏休みの過ごし方
について分かりやすく解説していきます。
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なぜ中1の数学は急に難しくなるのでしょうか?
「小学校では80〜90点取れていたのに、急に数学が苦手になってしまった…」
実は、このようなご相談は毎年たくさんいただきます。
保護者の方の中には、
「勉強不足なのかな?」「集中力が足りないのかな?」
と心配される方もいらっしゃいますが、必ずしもそうではありません。
実は、中学校の数学は、小学校の算数とは大きく学習内容が変わるため、多くの生徒が最初の壁にぶつかる時期なのです。
例えば、小学校では「計算のやり方を覚えて解く問題」が中心でした。
しかし、中学校では、
『なぜそうなるのかを考え、自分で式を立てて説明する力』
が求められるようになります。
さらに、
・正負の数
・文字式
・方程式
・比例、反比例
・図形
など、新しい考え方が次々に登場します。
特に、正負の数や文字式は、多くの生徒が初めて経験する内容です。
「マイナスを掛けるとプラスになるのはなぜ?」
「なぜ数字ではなく文字を使うの?」
といった疑問が出てくるのも自然なことです。
また、授業のスピードも小学校に比べて一気に速くなります。
「分からないな…」と思っていても、翌週には次の単元に進んでいることも珍しくありません。
そして、ここで多くの生徒が陥りやすいのが、
『分からないけれど、とりあえず先へ進んでしまう』
という状態です。
例えば、
- マイナスの計算が曖昧なまま文字式に進む
- 文字式が曖昧なまま方程式に進む
- 方程式が苦手なまま比例や図形に進む
というように、苦手が積み重なってしまいます。
数学は積み上げ型の教科なので、一つひとつの単元が次の単元の土台になります。
家づくりに例えると、土台がぐらついたまま2階、3階を作ろうとしている状態です。
だからこそ、「まだ中1だから大丈夫」と考えるのではなく、つまずきを見つけたタイミングで立て直すことが非常に重要になります。
うちの子の数学大丈夫?まずは、
「数学が平均点以下」このまま放置するとどうなるの?
数学は積み上げ型の教科です。
今のつまずきが、次の単元にも大きく影響します。
例えば、
- 2学期の図形が理解できなくなる
- 中2の一次関数で苦手意識が強くなる
- 中3の受験勉強で基礎からやり直すことになる
- 数学そのものが嫌いになってしまう
という状況につながることも少なくありません。
そして、中学3年生になってから立て直そうとすると、受験勉強と並行しながら中1の内容を復習することになります。中2秋ごろからご通塾を検討される方が多いですが、実際中1の学習を始めからやり直して受験に備えるには時間が足りないと感じるようです。
これは、お子さまにとっても大きな負担になります。
【重要】奈良県の高校入試制度が変更。中1の数学は以前よりも重要に
実は、現在の中学1年生から、奈良県の公立高校入試における内申点制度が大きく変わりました。
これまで内申点に反映されていた「主体的に学習に取り組む態度」は3段階評価でしたが、現在の中学1年生からは5段階評価へと変更されています。
これは、一見すると小さな変更に思えるかもしれません。
しかし、保護者の方にはぜひ知っておいていただきたい大切なポイントがあります。
それは、
中学1年生の成績が、これまで以上に高校受験へ大きく影響するようになった
ということです。
特に数学は積み上げ型の教科のため、中学1年生で苦手を作ってしまうと、その後の成績にも影響しやすくなります。
そして、その影響は受験勉強だけではありません。
内申点という形で、ライバルとの差がついてしまう可能性があるのです。
例えば、
- 数学が苦手で定期テストの点数が伸びない
- 提出物の完成度が低い
- 授業への取り組みに自信が持てない
といった状態が続くと、通知表にも影響が出てしまうことがあります。
もちろん、中学1年生の最初のテストだけで高校受験が決まるわけではありません。
しかし、「まだ中1だから大丈夫」と考えてしまうと、気づいた頃には大きな差がついていることも少なくありません。
だからこそ、
『中1の今、苦手を作らないこと』
が以前よりも重要になっています。
特に夏休みは、1学期の内容をじっくり復習できる貴重な期間です。
このタイミングで勉強習慣を整え、数学への苦手意識をリセットしておくことで、2学期以降の学習にも自信を持って取り組むことができます。
高校受験は、中学3年生から始まるものではありません。
中学1年生の夏休みの過ごし方が、3年後の進路につながっていきます。
保護者の方が今すぐできる5つの対策
① 毎日30分の復習時間を作る
長時間勉強する必要はありません。まずは毎日続けることが大切です。家では勉強しないからではなく、中学1年生という自律が難しい学年だからこそ保護者様の声掛けが必要です。
② 学校のワークを3周する
新しい問題集を買う必要はありません。学校のワークを完璧にすることを目標にしましょう。学校のワークがわからないのであれば、個別指導塾などお子様のペースに合わせて学習を進められる環境が必要かもしれません。
③ 分からない問題を翌日まで持ち越さない
「分からない」をそのままにしない習慣を作りましょう。
④ スマホのルールを決める
勉強時間を増やすよりも、集中できる環境作りが大切です。
⑤ 学習計画を一緒に立てる
保護者の方が少し気にかけるだけでも、お子さまの取り組み方は大きく変わります。保護者の方が一緒に問題を考えたり、学習状況を知ろうとしたりするだけでお子様の勉強の優先順位は上がります。反抗期で難しい、喧嘩になってしまうのであれば塾の先生など第三者が必要なケースが多いです。
夏休みは「最後の立て直し期間」です
毎年、多くの生徒が、「宿題だけ終わらせて夏休みが終わった」という状態になってしまいます。
しかし、本当に大切なのは、1学期の苦手をリセットすることです。
特に、
- 計算ミスが多い
- 学校のワークが1周終わらない
- 文字式や方程式が苦手
という場合は、夏休みの過ごし方で2学期の成績が大きく変わります。
1学期の数学がわかった前提で進む授業になりますので、夏休みでの立て直しを検討してみてください。
「まだ中1だから大丈夫」と思っていませんか?
実は、高校受験は中学1年生から始まっています。
もちろん、今回の結果だけで将来が決まるわけではありません。
しかし、今の時期に勉強習慣を整えることが、その後の3年間を大きく左右します。
「まだ中1だから…」
ではなく、『中1の今だからこそ始める』ことが大切です。
【夏休み限定】無料学習相談・体験授業受付中
進学塾スペースラボでは、
- 定期テストの分析
- 数学の苦手単元の洗い出し
- 夏休みの学習計画作成
- 高校受験を見据えた勉強方法のアドバイス
を行っています。
「塾に入れるかどうかまだ決めていない…」という方も大歓迎です。まずは、お子さまの現状を一緒に整理するところから始めてみませんか?
この夏休みの過ごし方が、2学期の成績、そして3年後の進路につながっていきます。
※ご好評のため中学2年生は生徒募集を締め切りました。